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人民網日本語版

9割の中国人、家書文化が好き

 2015年06月12日10:52

中国人民大学博物館の李惠副館長は10日、北京で「私と家書(家族に宛てた手紙)」をテーマとするアンケート調査の結果を発表した。それによると、9割の中国人が家書文化が好きで、8割以上の回答者は「家書を整理し、保存していく必要がある」と主張したことがわかった。

アンケート調査を受けたのは1220人。そのうち、9割が「家書文化が好き」と答え、8割以上が「家書を整理し、保存していく必要がある」と答えたものの、家書を保存しているのはわずか3割の回答者に過ぎず、手書きの手紙で家族に送る習慣を持つ人は7%にとどまっている。

「家書を保存しなかった理由」について、32%の回答者は「引越しの時に処分した」、26%の人は「家書を保存する習慣はない」、17%の人は「これは一般人の手紙で保存に値しない」と答えたという。

李惠副館長は「家書文化は市民の生活から次第に姿を消していくが、悲観的に思う必要はない。47%の人は『家書文化は伝統的な形(手書き)から新しい形に変わっていくだろう』と見ている。また、回答者の6割は40代以下の若者なので、『家書文化の伝承に期待がある』と感じとった」と述べた。

同日、中国人民大学博物館と中国人民大学情報資源管理学院が共同で行う「デジタル家書」プロジェクトがスタートをきった。中国人民大学博物館が所蔵する4万通の家書を基礎に、一般市民を対象にデジタル家書を募集することになる。

中国国際放送局日本語版 2015年6月12日

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