ベアリングレスローターを取り付けた多用途ヘリコプター「直−11」(プロトタイプ機)の空中静止飛行が成功した。これは中航工業ヘリコプター研究所が、国家ハイテク研究発展計画(863計画)の審査に合格し、ベアリングレスローターの研究開発が段階的な進展を実現したことを意味する。このベアリングレスローターは地上共振のリスクに関する3回の実験を行った。1.6トン、2トン、2.2トンという3種類の重量で、地上共振が発生しないという結論を導き出し、新型ローターの高い操作性を示した。実験はこれから地上長期実験の段階に入る。環境網が伝えた。
ベアリングレスローター技術は第4世代ヘリコプターの水準を示す重要な象徴の一つで、操作性・敏捷性・信頼性が高くメンテナンスが容易というメリットを持つ。これはローター技術の主な発展方向の一つだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月12日