清科研究センターが発表した「2015年中国新型インキュベータ発展報告書」によると、中国のテクノロジー系インキュベータは1600カ所に達した。うち国家級インキュベータは600カ所以上、国家級以外は1000カ所以上、育成中の企業は8万社以上、育成が終了した企業は約6万社に達し、各データが毎年安定的に上昇している。南方日報が伝えた。
調査結果によると、中国のテクノロジー系インキュベータは主に、ベンチャーキャピタルが集中する南東の沿岸部に集中している。インキュベータの密度順に見ると、北京市、上海市、天津市、広東省が最も主要な4地域で、他にも江蘇省、浙江省、山東省にも多くのテクノロジー系インキュベータが集まっている。
同センターの研究員である林大鯤氏は、「中国の市場化経済の発展、創業環境の改善に伴い、インキュベータはベンチャーキャピタル、多元化サービスの方向に進みつつある。また、サービスの質を高め、創業プロジェクトへの審査を強化している」と分析した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月15日