■海外の営業職 年収15(約300万円)-18万元(約360万円)
5年前、山東交通学院を卒業した王宝盼さんは海外での就職を実現させた。実家は章丘にある王さんは日本語学科を卒業した後日本に渡った。レストランの従業員から始め、最終的に日本旗倉言語学院で中国語を教える教師となった。現在の賃金は毎月人民元で約1万8000元(約36万円)だ。後に、経理・会計を独学し、横浜最大の繁華街に家を買った。
海外で就職する人は主に普通の労働者、専門職、高度人材などの3つのクラスが含まれ、海外で就職する新卒は主に専門職に属する。大学生が出国して主に従事する職業はクルーズ船乗務員、客室乗務員、空港職員、高級ホテルの管理者や調理師、看護師、幼稚園、小学校などの中国語教師などだ。
山東国立経済技術協力有限公司の候永智会長は、「済南では、新卒の初任給は約2、3千元(3~6万円)で、海外の賃金は基本的に5倍以上にもなる」として、「アラブ首長国連邦(UAE)に渡り高級ブランドのセールス部門顧問になった場合を例にあげると、毎月1万元(約20万円)の固定給にプラスして売上によってインセンティブがつくので、年収の平均は15万~18万元にもなる」と語る。