■出国はお金を稼ぐためだけでなく、造詣を深めることができる
同じように海外に出る留学と就職とでは何が異なるのか?済南の大学生の海外就職プロジェクト開始記念式典で、留学と就職の違いについて興味を持っている、あるいは海外で留学しようとしている学生が少なくなかった。
候永智氏は、「2つは性質や手続き上において異なる。引き続き造詣を深めたいと思っている大学生にとって、海外での就職は曲線的に造詣を深める目的を達成できる」と説明した。「日本を例に挙げると、現在日本に留学するには複雑な申請手続きが必要であるほか、さらに銀行口座の担保も必要だ。さらに、高額の手続き費用や仲介サービス料も支払わなければならない。学生が大学に合格した後、働きながら学ぶとしても、週に28時間以内しかアルバイトをすることができない。しかし、日本の企業に就職した新卒は仕事の合間や休暇を利用して、日本の大学で修士研修生として学び、学業を終えれば修士研修生の学位を取得することができる。このように働きながら学ぶスタイルは直接日本に留学するよりも費用を節約できるだけでなく、時間も節約できる。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年6月25日