2015年6月26日  
 

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人民網日本語版>>経済

海外に進出した中糧集団「世界を買い、世界を売る」 (2)

人民網日本語版 2015年06月26日08:18

買収や再編を通じ、同集団は世界最大の食糧生産地である北中南米と世界最大の食糧ニーズの増加を抱えたアジアの新興市場との間に、安定した食糧需給のルートを構築した。川上には港湾のふ頭があり、貿易グループがあり、リスクコントロールがあり、中国はこの安定した、世界全体をカバーする食糧供給ネットワークの川下にある輸出先の一つになった。川上の食糧供給能力と中国国内の港湾ふ頭、加工物流能力、ブランドのルートが結びつき、世界の食糧生産地から中国人消費者に至る食物の通り道を敷き、中国の食糧の安全保障を確保した。総合的産業チェーンの構築を通じ、同集団は真に規模と実力を備え、運営力、財務力、競争力も兼ね備えた世界的企業になった。

▽新しいモデル

先の端午節(旧暦5月5日、今年は6月20日)の連休期間に、同集団の中糧我買網では、米国のサクランボ、オーストラリアの牛ステーキ、フランスの赤ワイン、北欧のサーモンなどの海外直輸入食品や国内の高品質の農産品が順調な売れ行きを示した。

「世界を買う」はすでに始まっている。「世界を売る」はこれから盛んになる見込みだ。

同集団は現在、ブラジルの大豆油をインドに売り、アルゼンチンの豆かすをインドネシアに売り、チェコの小麦を英国に売る。寧董事長は、「現在、中糧集団は中国人が運営する国際的企業に変身した。中国向けに食料を調達するだけでなく、中南米の食料を欧州に売ったり、黒海地区の食料をアジアに売ったりしている」と話した。


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