中国科学技術部(省)は25日、「国家中長期人材発展計画綱要(2010−2020年)」実施5周年座談会を開いた。中国科学技術部が初めて編纂した「中国科技人材発展報告書(2014)」が、このほど発行された。同報告書によると、中国はすでに世界一の科学技術マンパワー大国になっており、2013年は計7105万人に達した。そのうち科学技術活動の中心的な要素であるR&D(研究開発)従事者数が急増し、2013年に501万8000人に達した。フルタイム当量では353万3000人に達し、米国を抜き世界一になった。光明日報が伝えた。
R&D従事者数とは、基礎研究・応用研究・試験発展の科学技術活動に従事する人員を指す。フルタイム当量とは、科学技術のマンパワーを比較する世界的な指標であり、常勤職員に換算して何人分にあたるかを表す。中国のR&D人員の市場進出が進んでおり、2013年には77.6%が企業に在籍していた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月26日