米経済誌「フォーチュン」がこのほど発表した世界の傑出したリーダー50人のランキングには、小米公司の創設者・雷軍氏が選ばれたほか、ビル・ゲイツ氏、ティム・クック氏、姚明氏などの有名人がずらりと並んだ。環球科技が伝えた。
同誌は雷氏を選んだ理由を、「雷軍氏は小米の携帯電話第1号機を発売してからわずか4年で企業の時価総額450億ドル(1ドルは約110.1円)を達成し、ビジネス界の奇跡を生み出した。会社設立当初は流れに逆らい、通信販売をルートとして、利用者と親しい関係を築き上げ、しっかりした品質を維持し続けた。小米は今や世界的に有名なスマートフォンメーカーへと成長した」と説明する。
雷氏と小米がまもなく迎える2015年のファンイベントは小米の設立5周年記念でもあり、それに先だって雷氏は2つのプレゼントを受け取ったことになる。フォーチュンのリーダー50強に選ばれたことが1つ、米誌「タイム」から「中国の携帯電話王」との称号を与えられたことが1つだ。
小米は驚くべきスピードで成長を遂げ、世界の権威あるメディアの多くから注目されている。14年の携帯電話出荷台数は6112万台で、産業チェーンの配置も日に日に整備されている。たとえば日本紙「日本経済新聞」は、「小米は世界の工業史にその名を留めることになる」と高く評価する。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年3月29日