6月は大学の卒業シーズンだ。同級生が就職活動や大学院受験の準備に追われる中、重慶の大学卒業生の李栄均さんは企業の夢を追求していた。彼の夢は、約8500本のビール瓶を使ったこの小屋から始まる。
今年5月から、近くの村から毎日見学に訪れる人が後を絶たないという。「夜になるともっときれいに見える。ライトをつけると、小屋が光を放っているようだ」と近所の李燕さんは語る。ビール瓶のガラスの小屋は上下の二層に分かれ、使用面積は29平方メートル、各層の高さは2.8メートル。下層はレンガ、上層がガラスのビール瓶で作られており、数えると積み重ねられたビール瓶は40層におよぶ。
「芸術的センスもあり、事務所としても使える小屋を建てたかった。これは私の企業のためのサンプルでもある。投資家は実物を見て、私の実力を判断できる」と李栄均さんは語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月29日