英国の研究者達が最近、不摂生な食習慣を改善できるパソコンゲームを開発した。新華社が報じた。
このゲームを開発したのは英国エクセター大学とカーディフ大学の研究者。脳を訓練するという概念を基に考案されたこのゲームでは、いろんな食べ物の画像が出現し、体に悪い食べ物が出てきた時には、ボタンを押してはいけない。このゲームをしばらくしていると、体に悪い食品を習慣的に拒絶するようになるという。
開発の際に行われた実験には成人41人が参加。そのほとんどが過体重で、高カロリーのお菓子を食べる習慣があった。41人は、1週間に4回、1回に10分間同ゲームをした。すると、1週間後に、体重が平均で0.7キロ減ったほか、1日に摂取するカロリーも約220カロリー減った。また、その後、6ヶ月間もそれと同様の効果が見られた。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月30日