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世界最先端の石油掘削プラットフォーム、「興旺号」が稼働開始

人民網日本語版 2015年07月06日13:48

中国海洋石油総公司(以下、同社)が発表した情報によると、同社の7基目となる深水半潜水型石油掘削プラットフォーム「興旺号」が、南中国海の茘湾3-2ガス田の水深約1300メートルの海底で正式に掘削を開始した。同社はこれにより、南中国海に4基の深水半潜水型石油掘削プラットフォームを投入したことになる。新華網が伝えた。

興旺号の長さは104.5メートル、幅は70.5メートル、高さは99.6メートル、最大作業水深は1500メートル、最大掘削深度は7500メートル。同ガス田の第一段階の作業は、深水半潜水型石油掘削プラットフォーム「海洋石油981」によって2013年に完了した。興旺号は作業位置に到着後、油ガス層の掘削作業と油ガス測定作業を実施する。

同プラットフォームの担当者である楊金剛氏は、「興旺号は世界最先端の深水半潜水型石油掘削プラットフォームで、世界最先端の掘削システムと第3世代ダイナミックポジショニングシステムを持つ。世界で最も厳しいノルウェー船級協会(DNV)、ノルウェー標準海洋規格(NORSOK)の基準を満たす」と述べた。「海洋石油981」、「先鋒号」など6基の深水半潜水型石油掘削プラットフォームと異なり、興旺号はアイスクラス、環境保護、低温作業の条件を満たし、極地の深さ1メートルの氷海を自由に航行できる。興旺号は極地海域での作業能力を持ち、世界の90%の海域での油ガス田掘削の需要を満たせる。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年7月6日


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