雨が降り涼しい日が多かった6月が終わり、7月に入った北京は今週から本格的な暑さになりそうだ。7日は、本格的な暑さが始まる頃とされる二十四節気の「小暑」で、同市気象部門は、今週の最高気温は33-35度に上がり、湿度も上がると予測している。北京は、1年で最も蒸し暑い季節を迎える。特に、今週の土曜日が、今年初の気温が35度以上の「猛暑日」になると予測されている。 京華時報が報じた。
北京市専業気象台のシニアエンジニア・郭建興氏によると、今年は現時点で、北京市で「猛暑日」が観測されておらず、このようなケースが発生する確率は12%という。しかし、今週は気温が急上昇し、特に土曜日の最高気温は35度を超え、初の「猛暑日」になると予測されている。
中央気象台は、10-12日、華北地域、黄淮地域北部、東北地域西部などの一部の地域で、気温が35-38度になると予測している。専門家は、「7月、中国全土の各地で、気温が上昇し、猛暑日となる可能性が高くなる。一部の地域では、高温多湿で「サウナ」のような状況になり、日常の生活や健康、水・電気の供給などに影響が出る可能性もある。市民は気象部門が発令する高温警報に注目し、暑さ対策を心がけなければならない」と注意を呼び掛けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月6日