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週末に手術、死亡率が高くなる?

人民網日本語版 2015年07月13日08:34

手術のリスクは、受ける曜日と関係しているのだろうか?国際研究チームの調査の結果、週末に手術を受ける患者の方がリスクと死亡率が高くなることが明らかになった。新華網が伝えた。

豪紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」によると、この研究にはオーストラリア、英国、米国、オランダの28の病院のデータが使用された。オーストラリアの場合、月曜日よりも火曜・水曜・木曜日に手術を受けた人の方が、術後1ヶ月内の生存率が高かった。しかし土曜日に手術を受けた患者の1ヶ月内の死亡率は、月曜日を20%上回った。日曜日に手術を受けた場合、この数値は107%に達する。程度の差こそはあれ、調査対象となった国のすべてに、この「週末効果」があった。

調査結果によると、救急救命にもこのような効果が確認できる。週末に救急救命室に入った患者の場合、1ヶ月内に死亡する確率が高いという。

インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者は、「この週末効果によって、英国では毎年3000−4000人の患者が死亡している」と述べた。豪アデレード大学の研究者は、「週末は病院の医療スタッフとサービスが減少するため、週末効果があっても不思議ではない」と話した。

しかし研究者は、今回の調査のサンプルが少なかったことを認めている。例えばオーストラリアの場合は6軒の病院のみで、かつ観察期間が短いことから、この結論を確認するためにはより広く深い研究が必要だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年7月13日

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