日本の著名な作家、東野圭吾のベストセラー小説「虚ろな十字架」の中国語版が出版されることになった。同書籍は2014年に出版されると同時に世界中の注目を集め、金石堂、誠品、博客来などの書店で売り上げランキング1位に輝いている。南京日報が伝えた。
同書は愛娘を殺された道正と小夜子夫婦が、犯人の死刑宣告の後に人生の目標を失い、殺人犯が処刑されても娘は戻ってこない苦しみから離婚、様々な物語が交錯し愛情や家族愛、倫理観が掻き立てられるストーリーとなっている。日本の著名な社会派推理小説家である東野圭吾の作品は、真相や計算よりも赤裸々に社会の惨さや人間の複雑さをえぐり出すことが趣旨となっている。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年7月22日