「2015年『1ベルト、1ロード(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)』メディア協力フォーラム」が21日に北京で開催され、60以上の国・国際機関からの主流メディア約140社の担当者が参加した。「1ベルト、1ロード」沿線国の政府・企業間協力の深化を促進することについて、国内外のメディアはどのように見ているのだろうか。人民日報海外版が報じた。
〇「1ベルト、1ロード」建設が絶好のチャンスとなり得る
人民日報社の楊振武社長は、フォーラム開幕式で挨拶に立ち、「我々が今日置かれている環境および直面している問題は、過去のどんな時よりも、運命共同体としての団結意識をいっそう高めていることを、我々に求めている。中国は『1ベルト、1ロード』構想の提唱者であり、運命共同体の主導者でもあり、さらにはしっかりした実践者・推進者でもある」と述べた。
インドネシア国営アンタラ通信社のSaiful Hadi社長は、挨拶の冒頭において、「『1ベルト、1ロード』建設の提唱は、当然のことながら、インドネシア・中国両国関係の歴史的根源に合致したものだ」と話した。
Hadi社長は、「このような戦略を通じて、両国関係の巨大な潜在力が絶え間なく発揮されるであろう。また、両国間の友好関係が、両国および国民の共同利益に有利に働くに違いない。このため、両国にとって、お互いに利益をもたらす関係性をさらに強化することは極めて重要なことだ」と続けた。