李克強総理(中共中央政治局常務委員)は18日、国有企業改革・発展深化座談会を召集し、重要談話を発表した。人民日報が伝えた。
座談会では国有資産監督管理委員会、中国電子情報産業集団、国家開発投資公司、中国鉄道建築総公司、中国郵政集団、済南二機床集団など中央や地方の国有企業のトップが発言し、企業の現在の運営、構造調整、改革・革新の状況や直面する際立った問題について語り、提案を行った。李総理は真剣に意見に耳を傾け、度々議論に加わった。
李総理は「国有企業は党・国家事業発展の重要な物質的、政治的基礎であり、民生の改善・発展、国の総合的実力の向上を推進するうえで重大な貢献を果たしてきた。だが体制、メカニズム、管理上の問題があり、今年は様々な要因の影響を受けて、全体的に利益が減り、損失が増えている。国有企業の改革と発展の重要性、緊迫性を十分に認識し、国有企業の改革と発展に関する党中央と国務院の精神と方針を正確に把握し、真剣に実行に移し、社会主義市場経済改革の方向を堅持し、国有企業改革の推進に力を入れ、国有資産管理体制、現代企業制度、市場化経営メカニズムを完全なものにし、基本経済制度を堅持・整備し、公有制経済をいささかも揺るがずに打ち固め、発展させ、非公有制経済の発展をいささかも揺るがずに奨励し、支持し、誘導し、混合所有制改革を推進し、相互融合と共同発展を促進する必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月21日