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プーアル茶取引センターが完成 雲南省

人民網日本語版 2015年09月30日14:06

雲南省プーアル茶取引センターが9月14日に普洱市で完成した。衛星普洱(プーアル)市党委員会書記、深せん市深宝実業株式有限公司の顔沢松総経理(社長)が完成式に出席し、挨拶を行なった。普洱日報が伝えた。

衛書記は雲南省プーアル茶取引センターが普洱市で完成したことに対して祝辞を述べた。また「雲南省プーアル茶取引センターはプーアル茶ブランド価値を高め、プーアル茶産業のモデルチェンジとアップグレードを促進する重要な礎となる。取引センターの建設を通してプーアル茶を金融商品として機能させ、倉荷証券として銀行の信頼を得ることで融資を獲得することができる。先物取引を実現し、資本化、金融化、貨幣化へとモデルチェンジを推進させるとまさに一つの金融投資商品になる。プーアル茶産業の基準とブランド価値を高め、プーアル茶産業の再編とアップグレードを促進することにより、プーアル茶産業全体を発展させることができる」と語った。

衛書記は「深せん市深宝実業株式有限公司は全国唯一の農業副産物上場企業だ。お茶の販売においては実力とブランド力を兼ね備えており、責任感も強い。普洱市はお茶の栽培、生産において基礎と優位性があり、開発の見通しは明るい。双方の強者同士の提携によって、必ずプーアル茶産業を大きく強くすることができる」と続けた。

顔総経理は「普洱市にプーアル茶の電子商取引プラットフォームを設立し、中国の伝統的農業を『情報化』『ブランド化』『標準化』という近代農業へと導くだけでなく、特産物の『高級志向』路線への発展を促進する」と語った。

雲南省プーアル茶取引センターはインターネットや現代の商品取引技術と物流システムを基礎として金融機関、専門の品質検査機関、権威ある業界団体との連携を通じ倉荷証券で融資を取り付け、高級品のビンテージ茶の投資や収蔵、専門家の助言や権威のある鑑定などの付加価値サービスをつけ、取引のプラットフォームを頼りに、雲南省さらには全国の茶業界のために一つの取引プラットフォームと4大ファンクションセンターを構築する。一つの取引プラットフォームとは、公平、公開、公正で秩序があり効率的な多機能電子取引プラットフォームを指し、4大ファンクションセンターとは、「中国茶の取引センター」「中国茶の金融センター」「中国茶の品評、識別センター」「中国茶のカスタムセンター」を指す。最終的に茶産業全体を多元的に発展させ、茶産業がより広く発展するためのスペースを提供する。(編集JK)

「人民網日本語版」2015年9月25日

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