中国科学技術協会はこのほど、2015年3−8月に実施した第9回中国公民科学素養サンプリング調査の結果を発表した。調査結果によると、中国人の科学的素養の全体水準が大幅に上昇し、第12次五カ年計画(2011-2015年)期間中に、基本的な科学的素養を持つ国民の割合を5%に引き上げるという目標が達成された。科技日報が伝えた。
基本的な科学的素養を持つ国民の割合(2015年)は6.20%に達し、2010年の3.27%から90%弱の伸び率を示し、西側の主要先進国との差が縮小した。
年齢別に見ると、中青年の科学的素養水準が高く、18−29歳は11.59%、30−39歳は7.16%だった。男性は9.04%で、女性の3.38%を大幅に上回った。
科学の新発見に対して興味を感じるとした回答者は77.6%、新発明・新技術は74.7%、医学の新たな進展は69.8%に達した。また環境汚染と対策は83.3%に達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月30日