中国環境保護部(省)は14日、今年9月の重点区域および74都市における大気の質状況報告を発表した。北京や石家荘などを含む北京・天津・河北エリア7都市で大気環境基準を達成した日数の割合は、50%~80%に達した。山東省済南市は、74都市のうち最下位だった。法制網が伝えた。
環境保護部環境モニタリング司の羅毅・司長によると、9月、74都市で大気環境基準を達成した日数の割合は43.3%~100%だった。
環境保護部が発表した9月の大気の質状況報告によると、74都市のうち、大気の質レベルが最低だったのは山東省済南市。「ワースト10都市」のうち、河北省の都市が7都市を占めたが、ワーストNo.1は河北省の都市ではなかった。
羅司長によると、北京・天津・河北エリア13都市で大気環境基準を達成した日数の割合は53.3%~100%。このうち、北京市の基準達成日数の割合は73.3%、重度汚染レベル以上の汚染日数はゼロだった。
環境保護部は、「長江デルタ地域25都市で大気環境基準を達成した日数の割合は43.3%~100%、珠江デルタ地域9都市は58.6%~96.6%だった」と発表した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月15日