中国アニメのここ数年の発展により、融資を通じて世界クラスのアニメ界の巨匠からサポートを得ることも不可能ではなくなってきいるとも紹介する。さらに、オリジナルアニメ作品の魅力が大きくなるにつれ、海外の優秀なアニメ制作人材も中国での発展を求めるようになってきており、中国のアニメ産業チェーンはしだいに充実したものに成長してきているという。
今後は伝統文化的要素がより豊富に
2009年に発表された喜羊羊の映画シリーズ第1弾は好評を博した。「当時の期待値は興行収入3000万元だったが、それが意外にも9000万元に達した」と黄氏。今後も引き続き映画とテレビを結びつける形で進み、羊村を飛び出すハラハラドキドキの物語も展開したいと語った。
現在、喜羊羊は全世界52の国と地域で上映されており、中国アニメの海外進出の模範例となっている。データから、国産アニメの主な観衆は中国人家庭。「そのため、伝統文化的要素や国学の教育要素をより多く取り入れ、よりよい形で中国の伝統文化を広めていきたい」と黄氏は語った。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年10月20日