21日に開催された「全国大衆による起業・イノベーションウィーク――中関村特別イベント」において、第3者シンクタンクの北京市社会科学院、中関村革新発展研究院、北京方迪経済発展研究院が「中関村指数2015」を発表した。研究者は、中関村はすでに「大衆による起業・イノベーション」の新たな局面を率先して形成したと指摘した。科技日報が伝えた。
「中関村指数2015」は革新の環境、革新力、産業の発展、企業の成長、波及効果、国際化の6項目を持つ。2008年を基準年として総合指数を導き出し、各方面から中関村の革新・発展の新たな特徴とすう勢を反映する。北京市社会科学院の趙弘副院長によると、中関村国家自主革新モデル区が承認を得てから、中関村総合指数は高い伸び率を維持している。2008年の基準年を100とすると、2014年の中関村総合指数は285.8(前年比43.7ポイント増)に達した。2008−2014年の年平均成長率は19%以上。
中関村で2014年に新たに入居した科学技術系企業は1万3000社に達し、今年第1~3四半期は前年同期比25%増の1万8000社に達した。中関村には現在、800以上の革新・創業サービス機関が入居しており、クラウド創業、クラウドソーシング、クラウドファンディングを特徴とする共有型の経済新モデルが出現している。趙氏は指数を分析し、「中関村は国家革新駆動戦略において重要な力を発揮しており、『大衆創業、万衆革新』の新たな局面を率先して形成した」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月22日