世界知的所有権機関、米コーネル大学、INSEAD(インシアード)は17日、2015年版のグローバル・イノベーション・インデックスを発表した。世界で最も高い革新力を持つ上位5カ国はスイス、英国、スウェーデン、オランダ、米国で、中国大陸部の順位は昨年と同じの29位だった。新華社が伝えた。
今年度のランキングを見ると、高所得国が依然として上位25カ国を占めた。全体的に見ると、欧州諸国が依然として好調で、上位10カ国のうち8カ国を占めた。ドイツ(12位)、フランス(21位)など欧州の大国の順位も上昇。北米では米国(5位)が最高で、カナダは16位。
大学の業績、学術論文の影響力、特許出願などの指標に基づくイノベーションの質については、米国と英国が1−2位を占めた。イノベーションの質で高得点を記録したエコノミーには、中国、ブラジル、インドが含まれる。中国は近年この評価が高まっており、その他の中所得国との差を広げている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月18日