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フォーブス富豪番付 王健林氏が大陸部トップに

人民網日本語版 2015年10月27日13:20

米経済誌「フォーブス」が26日に発表した2015年の大陸部の富豪番付によると、大連万達集団の王健林会長が資産額300億ドル(1ドルは約120.5円)で、前回首位だったアリババ(阿里巴巴)集団の馬雲会長を抜き、大陸部一の富豪になった。「京華時報」が伝えた。

番付をみると、今年の大陸部富豪の番付入りのラインは資産額20億ドルで、番付に名前のある100人の資産額の合計は前年の3760億ドルから4500億ドルに増え、増加幅は20%に迫った。上位10人のうち半数を引き続きインターネット大手関係者が占め、そのうち馬雲氏は資産額218億ドルで2位、騰訊(テンセント)の創業者・馬化騰氏は176億ドルで3位だった。百度を統べる李彦宏氏は昨年の2位から今年は6位に順位を下げた。

フォーブスは今回の順位の変動について、「昨年末、(万達グループの不動産会社の)万達商業地産が香港証券取引所に上場し、今年初めには(映画館チェーンの)万達電影院線が深セン証券取引所の中小企業ボードに上場し、両社の上場成功が王健林氏の中国富豪番付の順位を昨年の4位から今年の首位に引き上げた。目下、投資家のアリババに対する情熱が冷めかけていること、株式市場での動きが思わしくないことから、馬雲氏の資産額は今年は2位に後退した」と説明する。

注目に値するのは、今回は科学技術界の有名人が番付入りしたことだ。藍思科技集団の周群飛最高経営責任者(CEO)が資産額59億ドルで18位に入ったほか、無人航空機(ドローン)メーカーの大疆創新科技有限公司の創業者・王滔氏も初めて番付入りし、資産額36億ドルで38位になった。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年10月27日

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