ヒューストンで中国の飾りちょうちんを展示する全米最大のイベント

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米国第4の都市・ヒューストンで今月20日から1月10日まで、「飾りちょうちんの都」と言われる四川省自貢市の職人約70人が製作した飾りちょうちん約120セットが展示される「マジカル・ウィンター・ライト2015」が開催される。感謝祭、クリスマス、新年の三大イベント期間中、幻想的な中国の飾りちょうちん文化がロマンチックなムードを演出する。中国新聞網が報じた。

近年、中国の伝統文化・飾りちょうちんは、米国のロサンゼルスやサンフランシスコ、サンティアゴ、ダラス、アトランタなどの都市で展示され、その高いアート性に驚嘆の声が上がるなど、好評を博した。米国メディアも高い評価を下し、米国ではこの種の文化体験に対するニーズが高いことが分かる。

「マジカル・ウィンター・ライト2015」を主催する「People Generation」社の成于思・会長は、「ヒューストンで飾りちょうちんの大規模な展示イベントを開催するのはこれが初めて。同イベントが盛り上がり、新たなカーニバルとして恒例の行事になることを願っている。同イベントは、中国の飾りちょうちんを海外で展示するイベントとしては過去最大規模。投資額も最多で、最新のクリエイティブでありながら、伝統をしっかり残し、飾りちょうちんの特徴が十分に出ている」と説明した。

同イベントには、特別ゲストとして、中国の演劇団体や無形文化遺産に指定されている専門家も招かれ、変臉や雑技など中国伝統のショーのほか、あめ細工の糖画、吹糖人などの中国民間手工芸も披露される。また、伝統的な商品の展示販売や中国などの美食販売、スリル満点のアトラクションなども計画されており、さまざまな年齢層、文化背景の来場者のニーズに応える。

「人民網日本語版」2015年11月2日