第18期五中全会コミュニケの要点

　中国共産党の第18期中央委員会第5回全体会議（五中全会）が今年10月26から29日に北京で開催された。会議は中央政治局の活動報告を聴取し、議論し、第13次五カ年計画の策定に関する中共中央の提言を審議し、承認した。ここでは、五中全会のコミュニケの要点を以下にまとめた。人民日報が伝えた。

■奮闘目標

　2020年までに小康（ややゆとりのある）社会を全面的に完成する。

■六大原則

　国民の主体的地位を堅持する。

　科学的発展を堅持する。

　改革の深化を堅持する。

　法による国家統治を堅持する。

　国内・国際を配慮した統合的計画を堅持する。

　党による指導を堅持する。

■目標・要求

　経済の中高度成長を維持し、発展の均衡性、包容性、持続可能性を高めたうえで、2020年までに国内総生産と都市・農村部住民の1人当たりの所得を2010年比で倍増し、産業を中高水準へと踏み出させ、経済成長への消費の貢献を明らかに拡大し、戸籍人口の都市化率を加速的に高める。