今月1日、第6回中日韓首脳会議が韓国の首都・ソウルで行われ、「北東アジアの平和と協力のための共同宣言」が発表された。これにより中日韓の協力が全面的に回復し、今後は手を携えて東アジアの経済一体化を共に推進していくとする分析もある。
李克強総理が首脳会議で発表した3カ国協力の6つの提案の中に、「社会、人的・文化交流を推進し、東アジア共同体の意識を強める」という内容が含まれる。環球時報社の呉傑副編集長は、「合同取材はまさに時宜にかなっている。合同取材は全く新しいメディア交流の形で、3カ国のメディア関係者が取材期間中に交流を深め、互いに学び、切磋琢磨するチャンスとなる。今回の合同取材が3カ国の民間友好交流を推進し、互いの理解を深める一助となることを望む」と述べた。
2014年に行われた第1回中日韓3カ国記者合同取材では、3カ国のメディア6社の記者が12日間にわたり、3カ国の環境保護管理機関、専門家、企業を取材、東アジアの環境保護の現状と課題を報道した。主催者側は「同活動は、3カ国メディア間の意思疎通と理解を深め、3カ国間の民間交流を促進する」との見方を示している。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年11月5日