上海の大韓民国臨時政府旧址を訪問するパク・クネ大統領
その他の目的で上海を訪問した外国の要人もいる。例えば、最近訪中したオランダのウィレム・アレキサンダー国王は、上海で主に浦東幹部学院を訪問した。なぜなら、中国がどのように幹部を育成し、文官の伝統を継続してきたのかを観察することができるからだ。一方、韓国のパク・クネ大統領は、経済協力会議に参加したほか、上海にある大韓民国政府の旧址も見学した。
11月2日に中国入りしたフランソワ・オランド大統領はまず重慶を訪問。汚水処理場を見学した。随行者は、「同プロジェクトは、中国が世界の気候の変動に対応した具体例」と評価した。その他、陝西省延安市を訪問したウィレム・アレキサンダー国王も、「中国の水や土の流失改善の成功例は、世界のモデルケースとなっている」と評価した。
2015年1月29日、エアバス天津パークの中国民航大学中欧航空エンジニア学院の卒業式に参加するフランスのマニュエル・ヴァルス首相(前列の真ん中)
今年初めに来中したマニュエル・ヴァルス首相は天津を訪問し、エアバスの組み立て工場を視察した。その他、新中国が成立した1949年以降、華南都市で最も多くの外国の要人が訪問したのが重要都市の広東省広州市だ。