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月探査機「嫦娥3号」の着陸地点、「広寒宮」と命名

人民網日本語版 2015年11月13日13:58

ネットユーザー「easynight」が作成したイラスト

嫦娥と玉兎が月の広寒宮で生活する。この美しい中国の神話は、もはや単なる神話ではなくなった。国際天文学連合(IAU)はこのほど、中国の月探査機「嫦娥3号」の月面着陸後、月面ローバー「玉兎号」が走行した一帯を、正式に「広寒宮」と命名することを発表した。新華網が伝えた。

「中国国家天文雑誌」の公式微博(ウェイボー)によると、IAUはウェブサイトを通じ、嫦娥3号探査機の着陸地点の周辺エリアを「広寒宮」、付近の3つのクレーターを「紫微」、「天市」、「太微」と命名することを発表した。多くの天文学愛好家は想像力を発揮し、無味乾燥な月面地図をイラストに変えた。

嫦娥3号は2013年12月14日に月面着陸に成功した。中国は自力で月面の軟着陸を実施できる世界で3番目の国になった。「嫦娥」と「玉兎」は現在も「広寒宮」に滞在している。ここは彼らにとって、正真正銘の家になった。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年11月13日

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