18日午前0時、石油製品の価格調整窓口が再びオープンした。国家発展改革委員会の発表によると、国内のガソリン価格は1トンあたり85元(1元は約19.3円)、ディーゼルオイルは同80元の値下げとなり、90号ガソリン価格は1リットルあたり0.06元、0号ディーゼルオイル価格は同0.07元に下がる。これは今年11回目の石油製品の価格引き下げ調整だ。北京92号ガソリンの価格は0.07元値下がりして、1リットルあたり5.79元になる。「京華時報」が伝えた。
同委の通知によると、11月上旬以降、米国の原油ストック増加などの影響により、国際原油市場の価格は下落傾向に陥り、本日までの10営業日連続で平均価格が値下がりした。このためガソリンは1トンあたり85元、ディーゼルオイルは同80元の値下げとなり、小売価格に換算すると90号ガソリンが全国平均で1リットルあたり0.06元、0号ディーゼルオイルが同0.07元の値下げになった。
本日午前0時より、北京92号ガソリンは1リットルあたり0.07元、95号ガソリンは同0.08元、それぞれ価格が引き下げられた。北京標準0号ディーゼルオイルは同0.11元値下がりして5.47元になった。
アナリストによると、このたびのガソリン、ディーゼルオイルの小売価格調整が末端の利用者の石油製品利用コストに与える影響は限定的だ。約60リットルのガソリンタンクの自家用車の場合、今回の調整後、満タンにするためにかかるコストは3.8元ほど安くなるだけだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年11月18日