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中国の石油製品価格、今年10回目の引き下げ

人民網日本語版 2015年11月04日13:46

国家発展改革委員会は4日0時より、国内のガソリン・ディーゼルオイル価格を1トン当たりそれぞれ125元(1元は約19円)引き下げると発表した。90号ガソリンは1リットル当たり0.09元、0号ディーゼルオイルは0.11元の引き下げとなる。ガソリン・ディーゼルオイル価格が引き下げられるのは今年10回目。京華時報が伝えた。

国家発展改革委員会は通知の中で「10月中旬以来、世界的な原油の供給過剰などの影響を受けて国際市場の原油価格が下落し、10営業日の平均価格も低下した」と指摘、4日0時より、国内のガソリン・ディーゼルオイル価格を1トン当たりそれぞれ125元引き下げると発表した。小売価格(全国平均)に換算すると、90号ガソリンは1リットル当たり0.09元、0号ディーゼルオイルは0.11元の調整となる。

北京地区を見ると、92号ガソリン、95号ガソリンの価格は本日0時より1リットル当たり0.1元引き下げられた。京標0号ディーゼルオイルは0.11元引き下げられ、5.47元となった。

石油市場情報サイト・隆衆石化網の李彦アナリストは「国際原油価格は10月下旬に再度下落した。世界的な供給過剰により、市場に懸念が広がっている。また、中国の経済成長減速も原油需要の伸びを妨げた。全体的に見て、悪材料が好材料を上回る形となり、原油価格の回復は力強さに欠け、今後の見通しは楽観できない。次回の調整でも、引き下げあるいは小幅の調整となる可能性が高い」と指摘した。

中国の石油製品価格は今年、21回調整されており、うち10回が値下げ、7回が値上げで、4回は調整幅が1トン当たり50元未満だった。次回の調整は2015年11月17日24時に実施される。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年11月4日

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