中国の石油製品価格、6連続で引き下げ

国際原油価格は3日連続で急落し、中国国内の石油製品価格の6連続の引き下げを防げなかった。国家発展改革委員会は1日、本日0時より国内のガソリン価格を1トン当たり125元（1元は約18.75円）、ディーゼルオイル価格を120元引き下げると発表した。ガソリン・ディーゼルオイル価格が引き下げられるのは今年9回目で、今年6月以来で6連続の引き下げとなった。京華時報が伝えた。

国家発展改革委員会は1日に通知を出し、9月2日0時より、国内のガソリン価格を1トン当たり125元、ディーゼルオイル価格を120元引き下げると発表。小売価格（全国平均）に換算すると、90号ガソリンは1リットル当たり0.09元、0号ディーゼルオイルは0.1元の調整となる。

具体的に北京地区を見ると、92号ガソリンの価格は本日0時より1リットル当たり0.1元引き下げの5.85元に、95号ガソリンは0.11元引き下げの6.22元となった。京標0号ディーゼルオイルは0.11元引き下げの5.46元。

中国の石油製品価格は今年17回調整された。うち9回が値下げ、5回が値上げで、残り3回の調整幅は1トン当たり50元未満。これによって国内ガソリン価格は累計で1トン当たり455元、ディーゼルオイルは510元引き下げられた。小売価格に換算すると、ガソリン価格は1リットル当たり0.34元、ディーゼルオイルは0.45元の引き下げ。6月以来の6連続の引き下げにより、ガソリン小売価格は1リットル当たり0.76元、ディーゼルオイルは0.86元引き下げられた。（編集YF）

「人民網日本語版」2015年9月2日