国家電網泰州発電公司が11月19日に発表した情報によると、世界初の100万kW級超超臨界圧二段再熱式石炭火力発電ユニットが性能試験を終えた。発電効率は47.82%、発電時の石炭消費量は256.8g/kWh、給電時の石炭消費量は266.5g/kWh。各種環境保護指標は全面的に国家超低排出基準の下限値を下回り、世界で総合指標が最も優秀な火力発電ユニットとなった。
同プロジェクトは国家能源局(エネルギー局)モデルプロジェクト、中国科学技術部(省)支援プロジェクトに指定されている。国内の100万kW級ユニットのうち初めて二段再熱技術を採用。その総合的なパラメータは世界最高水準に達し、世界最大の設備容量を持つ再熱式ユニットとなっている。発電効率は海外の最高水準の再熱式発電機を0.82ポイント上回る。発電時の石炭消費量は世界最高水準を6g/kWh下回り、二酸化炭素の排出量は5ポイント下回る。二酸化硫黄、窒素酸化物、粉塵の排出量は、国家超低排出基準の下限値を全面的に下回る。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月24日