国務院の李克強総理は21日、マレーシア・クアラルンプールで行われた第18回東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス1(中国)首脳会議に出席し、演説を行った。出席した各国首脳の集合写真。 |
マレーシアのクアラルンプール・コンベンション・ センターで現地時間21日午後、第18回東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(中日韓)首脳会議が行われ、ASEAN10カ国の首脳および、中国国務院の李克強総理、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領、日本の安倍晋三首相が出席した。マレーシアのナジブ首相が議長を務めた。
李総理は発言の中で、「現在、東アジア地域の経済発展は全体的に向上の勢いを保っており、依然として世界で最も活力と発展の潜在力を備えた地域のひとつとなっている。これは平和と安定というマクロ環境によるものであり、地域各国が経済発展・国民生活の改善を優先に据えていることによるものだ。第6回中日韓首脳会議がこのほど韓国で行われ、三国間協力の健全かつ安定した発展に向け、方向が示された。ASEAN共同体の創設が間もなく宣言され、ASEAN諸国間の協力は新たな歴史的段階を迎える。これはASEANプラス3の協力にも新たな原動力を注ぎ込むことになるだろう。中国は各国と世世代代の友好の道、協力とウィンウィンの道を歩んでいきたい」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年11月22日