2015年11月26日  
 

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日本の大麦青汁のデトックス効果 良薬?それとも誇大広告? (2)

人民網日本語版 2015年11月26日09:36

酸性・アルカリ性体質は食物摂取では変わらない

多くの青汁を販売するサイトでは「青汁を飲めば酸性体質をアルカリ性体質へと改善できる」と謳っている。これは確かだろうか?

専門家によれば酸性・アルカリ性体質もまた疑似科学の一つであるという。栄養学では確かに食物を酸性、アルカリ性と分類するが、酸性・アルカリ性体質を食物摂取で変えることはほとんど不可能だという。つまりある食品を摂取することで酸性・アルカリ性体質を改善できるという広告は全て虚偽の宣伝ということだ。

青汁を飲むなら野菜を摂取すべき

青汁は飲料品に過ぎず、少量の葉緑素、タンパク質、植物可溶性二次代謝産物とミネラル等を補給できる栄養剤の一種に過ぎない。またその栄養成分は野菜ジュースや普通の野菜に及ばない。確かに野菜嫌いの人々にとって青汁を飲むことで一定の栄養補給の効果を得られるだろうが、だからと言って完全に野菜の代わりになるという訳ではない。

青汁は日本でも本当にそんなに人気なのだろうか?日本のある学校で教職につく友人に日本での青汁の普及率と販売状況をたずねたところ、限られた範囲での調査であるものの、この友人の学校の同僚の大半は「青汁について聞いたことがない」または「そんなもの飲んだことが無い」という反応だったそうだ。別の日本商品の代理購入をしている中国人留学生も「大麦若葉青汁を買うのはほとんどが中国人だ」と語った。(編集TG)

「人民網日本語版」2015年11月26日 


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