馬璐さんのNBAコレクションすべてを並べてみると…呆気に取られて舌を巻くだろう。彼の寝室全体はこれらのコレクションでぎっしりと埋め尽くされており、足の踏み場もないほどだ。
目を奪うばかりのこれらの記念品の数々は山西省に住む20年来のバスケファンのNBAに対する心の衝動だ。11月30日、40万元(約760万円)余りを各種NBA記念品の購入につぎ込んだ「バスケ狂」の人物を取材した。
馬さんがまだ学生だった20年前、バスケットボールは彼の最大の趣味となった。スター選手カードやポスターの収集から始まり、ユニフォームやその他記念品に至るまで、今までで彼が収集した各選手のユニフォームは70着余り、スター選手カードは1万枚余りになる。
馬さんは自身が特に大事にしているユニフォーム10数着を額に入れて家に飾っている。その大部分はマイケル・ジョーダンのユニフォームで、購入時の価格も高く、高価なものでは2万元(約39万円)余り、安いもので数千元と彼のコレクションの中で最も貴重なものだ。
馬さんの絶え間ないコレクションは家族の支持を得ていない。これまで彼の両親、妻はバスケットボールのことをあまり分かっていない。馬さんは隠していたにも関わらず、家族にいくらかばれているが、家族の理解を得ていないと感じている。
馬さんは取材に対し「自分の最大の願いは会場で直接NBAの試合を見ることだ。何年も憧れてきたNBAのスターを一目見てみたい」と語った。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月1日