住民年金保険の定年年齢の改革案については、その定年年齢を2033年より3年ごとに1歳延長して、2045年までに完了させることを提案している。
また定年年齢の改革においてはフレキシブルなメカニズムを導入することを提案し、法に定める定年年齢を基準に考慮することが可能で、定年の繰り上げまたは5年の延長を選択することができるように規定する。ただし年金の待遇は定年年齢とリンクさせる。
報告書は「概算によれば、定年年齢の延長は都市部の労働力の供給状況改善に有効であり、都市部の適齢(定年年齢以下)労働年齢の人口の増加にもつながり、またその下降状況の緩和にもなる」とした。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年12月3日