◆20万回
テンセントの馬化騰会長兼CEO、百度の李彦宏会長兼CEO、奇虎360の周鴻祎会長などIT界の「大物」が、共同記者会見を開いた。人民日報海外版の記者からの質問に回答した周氏は、「中国の受けたDDoS攻撃の回数は、最近になり20万回に達した」という情報を明らかにした。この状況下、習主席の「インターネット・グローバルガバナンス」の重要性が高まっている。
周氏は、「この状況に対応するため、我々は自身の防御システムの建設を強化する一方で、外国機関との協力を強化し、世界的な情報の共有を強化し、世界範囲内でサイバーテロを防がなければならない」と話した。
◆20年
1994年に世界のネットワークと接続してから、中国は21年間でインターネット大国への飛躍を終えた。
世界インターネット大会の会期中、「中国インターネット20年発展報告書」が発表された。データによると、2015年7月現在の中国のネットユーザー数は、世界一の6億6800万人に達した。ウェブサイト数は約413万7000、ドメイン名の総数は2230万に達し、世界各国のトップレベルドメインのうち2位となっている。世界10大IT企業には、中国から4社がランクインしている。世界最大の4Gインターネットが中国で構築され、独自に開発した4G規格が国際標準の一つになった。
世界インターネット大会の2日目、馬氏はインターネット革新フォーラムで講演し、「インターネット業界は中国の発展において、自らの分野を超越し、実体経済の各業界とのつながりを拡大している。インターネットは中国人の生活を変えており、特に経済以外の社会への影響が拡大している。次の情報端末は、自動車、ウェアラブルデバイス、網膜投影ディスプレイなどの分野で生まれる可能性がある」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月18日