2015年12月23日  
 

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日本で「シェア」が人気に 家だけでなくお墓も (2)

人民網日本語版 2015年12月23日13:20

同じ目標の人がシェアリング

都会の家賃が高いことから、シェアハウスという概念が誕生した。しかし、シェアハウスを探すと同時に、同じ目標などを持った人と一緒に住みたいと願う人も多い。そのため、特定のテーマを掲げたシェアハウスも増加している。

東京世田谷区の閑静な住宅街に、専門知識を共有しようと、プログラマーとプログラミングを趣味とする大学生9人が1軒の家をシェアリングしている。9人はインターネットを通して、この家の情報を知り、入居後、1、2回集まって、情報交換することを約束したという。

サイトで紹介されているこのコンセプトシェアハウスでは、音楽関係や芸術関係、貿易関係などの分野がある。米国人と韓国人の留学生7人と日本人の社会人2人はこのサイトを通じて、東京千代田区の家をシェアリングしている。目的は語学の勉強。1週間に1日は英語の使用を、1日は日本語の使用を禁止する約束だ。早稲田大学の米国人留学生(21)は、下宿先からこの家に引っ越してきたといい、「新しいルームメイトには感謝している。同じ年代の人とたくさん交流できるし、日本語で会話する時間も前より5倍に増えた」と語る。

人とのつながりも作るシェアハウス

インターネットが発達するにつれ、ネットの世界に身を置くことが増え、実際に人と会話することが減っている人も多い。そして、他の人と疎遠になりがちな状況の改善に、シェアハウスが一役買うかもしれない。

ある女性入居者は、「以前は普通のアパートに住んでいたため、家で待っていてくれる人がいなかった。でも今は、いつも誰かが『家』にいる。一緒に料理して、食事ができる。一人で東京で生活していると、家族がいつも心配していた。でも、今は大学の寮生活に戻ったような感じで、たくさんの友人ができた」と語る。


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