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休暇届けの理由「帰省してお見合い」が中国で話題に

人民網日本語版 2015年12月23日14:25
休暇届けの理由「帰省してお見合い」が中国で話題に

あるネットユーザーが最近、微博(ウェイボー)に、友人の休暇届けの画像をアップ。その理由が「実家に帰省して、お見合い」とあまりに率直であるため、ネットユーザーの間で「せつない」と話題になっている。華竜網が報じた。

同ネットユーザーの微博を見ると、「友人は催促されてしょうがなく休暇届けを出した。でも、彼の会社は人間味がある!」と書き込まれている。同ネットユーザーの友人で、「休暇届け」を出した楊さん(男性)は取材に対して、「自分は風力発電会社で技術系の仕事をしている。特殊な勤務環境で、同僚はほとんどが男性。家族から結婚を催促されるし、今回はお見合い相手を見付けたと言われて、しょうがなく休みを取って実家に帰る」と説明した。

これが初めてのお見合いという「90後」(1990年代生まれ)の楊さんは、「理由は正直に書いた。本当のことを言ったほうが休ませてもらいやすい。上司は、理由をはっきり聞いてから、私用による休暇を取らせてくれた」と話す。

最近、休暇届けや辞表に、率直に理由を書く人が増加していることについて、求人サイト・智聨招聘の重慶市場部の人的資源専門家・趙正芯氏は、「『労働法』の関係法律・法規は、法定の祝祭日のほか、家族・親族訪問、私用での休暇、有給休暇を取ることができると規定している。現在、理由を率直に書く人が増えているというのは悪いことではない。企業側も状況を把握しやすく、従業員の考えていることや実際の必要を知ることができる。明確な理由で休暇届けが出された場合、企業側が人間味のある仕方で対応すると、従業員も帰属意識を感じ、忠誠度も向上する」と指摘している。

「人民網日本語版」2015年12月23日

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