国産第3世代原子炉「華竜1号」グローバルモデルプロジェクト2号機、中国核工業集団公司福清原発6号機建屋のコンクリート注入が22日に始まった。原子炉の建設が正式に始まり、同プロジェクトが全面的な建設段階に入った。人民日報が伝えた。
「華竜1号」グローバルモデルプロジェクト1号機(同原発5号機)は今年5月の着工以来、建設状況は良好で、管理下に置かれている。プロジェクトの重大な節目となる作業が、計画通りに進められている。同原発の1・2号機はすでに稼働を開始しており、発電量は累計95億3900万kWhに達している。3号機は2016年、4号機は2017年に稼働開始を予定。1-6号機の全面的な竣工・稼働により、年間発電量は500億kWhに、年間生産額は200億元(1元は約18.51円)以上に達する見通しだ。3万人以上の雇用を創出し、地方経済の成長、海峡西岸経済区のエネルギー供給を力強く支える。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月23日