今回くまモンは聚劃算で熊本県のイメージキャラとして、中国の若い消費者に向けて総額1000万元相当、約30種類の商品を準備している。商品には生鮮、食品、化粧品、文具などが含まれ、21日~23日までの3日間で「幸せはくまモンのように」をテーマに聚劃算が特売方式で中国の若者向けの市場を開発する。また消費者は熊本県のラーメン、醤油、黒飴などの特産品の他、くまモンバージョンの馬油、限定版ブローチ、キーホルダー、ぬいぐるみやマスコットなどを購入することができる。
これらの商品は全て熊本県の厳しいチェックを経て、聚劃算を通じてアリババのプラットフォーム上の売り手に販売権が与えられ、中国市場に進出する。真鯛と真鯵の刺身セットには品質を保証する「日本全国で安全レベルが最高の刺身」というシールが貼られている。
二次元文化が盛んなインターネット時代において、萌えキャラの影響力は軽視できない。くまモンはしばしばテレビのスクリーンに登場するだけでなく、雑誌の表紙を飾ったり、日本で最高レベルの歌番組である紅白歌合戦にも出演を果たしている。公式の発表では、熊本県はくまモンで12億ドルもの経済効果を上げているということである。
熊本県は「アリババは世界でも注目を集めている小売りプラットフォームであり、今回熊本県が聚劃算を通じて中国の膨大な消費者につながることは熊本県の特産品に大きな経済効果を与えるだけでなく、熊本県のイメージにもとてもよい宣伝効果となる」としている。