アリババの共同購入サイト「聚劃算」が熊本県とコラボ (3)

聚劃算はアリババのグローバル戦略を推進、地方経済をグローバルレベルに引き上げる

ここ数年、アリババは淘宝（タオバオ）、天猫（Tmall）、聚劃算の三大プラットフォームを通じて、グローバル化を推し進めている。今年7月には聚劃算が鹿児島の特産品を中国に「持って」きて、わずか3日間で品位があり忍耐強い筋金入りの合計17万5469人のグルメたちが978万もの鹿児島の特産品を購入した。鹿児島そばだけで6万1822袋、黒豚ラーメンは4万9940袋売れている。特に注目したいのは日本人が「故郷の思い出」とする日本に古くからある5つのブランドの酒が初めて中国に輸出されたことだろう。このほかにも聚劃算のユーザーの消費ニーズにこたえるため、鹿児島県の工場では3倍の生産ラインが設けられ、毎日16時間勤務して生産にあたった。工場労働者は「一生分の残業して聚劃算に尽くしたよ」と笑って語った。