2015年12月25日  
 

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春秋航空が日本で2回目の資金調達 異分野には慎重 (2)

人民網日本語版 2015年12月25日10:40

こうした疑問について、春秋日本の王会長は、「春秋日本は確かに衣食・交通・娯楽のチェーンでより多くの協力パートナーを探しており、たとえば大手外食産業との協力を求めている。これは主に航空産業と観光産業の既存の顧客の需要により十分に対応することが狙いだ」と話す。

「異分野」について、「春秋はこれまでずっと異分野に対して『慎重』な態度を取り、これまで異分野のために資金を投入することはなかった」と強調した。

日本のサンフロンティアとの協力は、サンフロンティアが日本の安い貸出金利でホテルを買い取り、春秋が自社のもつ顧客資源の強みを生かして、ホテルの「最低保障経営」を行うというものだ。この「最低保障」とはサンフロンティアに安定した基礎的利益を与え、春秋は投資リスクを取らずに「春秋ブランド」をうち出し、基礎的利益以上の利益を得ることをいう。

春秋集団の王会長は、航空分野の開拓には余すところなく全力を注いできたと話す。国際路線市場における春秋の配置で日本は重要な位置を占め、5年前に上海-茨城路線が開通した後、中国と高松、佐賀、新千歳、大阪、名古屋、旭川、羽田などを結ぶ路線が次々開通している。

14年10月には重慶、武漢、天津と大阪を結ぶ路線が開通し、搭乗率はどれも95%を超える。さらに蘭州、青島、成都と大阪などを結ぶ路線も開通し、こちらも高い搭乗率を維持している。

春秋日本の王会長は、「春秋航空日本公司は先週に国際航空運送事業の許可を取得しており、これから東京と佐賀、広島などを結ぶ日本国内路線を土台として、16年2月に東京と重慶、武漢を結ぶ国際路線を開通する予定だ。これと同時に、16年には中日のウェイポイント(位置通報点)を多数設定する計画だ」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年12月24日


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