世界最大口径の電波望遠鏡、口径500メートル球面電波望遠鏡(FAST)の建設現場を取材したところ、アクティブ反射鏡ユニットを支えるケーブルネット構造が、複数の世界記録を樹立したことが分かった。新華社が伝えた。
FASTのケーブルネット構造の外観は、ケーブルを織りなして作った大きな椀状の「網袋」のようだ。作業員はケーブルネットに沿い反射鏡ユニットを取り付けており、すでに「網袋」の半分以上が銀色の反射鏡ユニットに覆われている。
FASTのケーブルネットは直径500メートル、総重量は1300トン以上だ。規模と精度が世界最高のケーブルネット構造で、世界で初めて変位作業モードを採用したケーブルネット構造でもある。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月25日
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