2015年は中国のテレビ番組に韓流タレントが出演する頻度がますます高くなった1年だったが、この年明けの特別番組にも各局が大量の韓流タレントを起用。その猛攻勢は今年もまだまだ続くと見られている。
衛星テレビ各局が放送した年越し番組には、人気ダンスボーカルグループのBIGBANGをはじめ、女性ユニットのT−ARA、俳優チ・チャンウク、歌手のThe Oneなどといった韓流タレントが競って出演。次の波が来るのは春節(旧正月)の大みそか(2月7日)に各局が放送するスペシャル番組だが、すでにガールズユニットの少女時代などが出演する見込みとされている。
現在、中国で製作・放送されているバラエティー番組の半数が韓国からフォーマット権を取得したものとなっている。こういった番組は中身も韓流色が濃厚で、数々の韓国人タレントが出演。すでに名前と顔の売れた人気スターばかりではなく、歌手オーディション番組の「我是歌手」では最新のシーズン4に唯一の外国人として出場している黄致列(Hwang Chi Yeol)が人気を集め、中国で大ブレークの兆しを見せている。
すでに名前を知られた韓流タレントの場合、バラエティー番組の出演料は韓国での1シーズン分が中国では1回分に相当する。大量のファンを持ち視聴率を引き上げてくれる韓流スターの出演を中国のテレビ各局も歓迎しており、今年も出稼ぎタレントの数は増えるとみられている。 (提供レコードチャイナ・編集SC)
「人民網日本語版] 2015年1月11日