国家統計局が18日に発表した、2015年12月の70の大・中都市住宅販売価格の統計データによると、大・中都市の住宅価格が上昇を続け、多くの都市の価格が前年同期比でプラスに転じており、かつ伸び率も前月より上昇している。人民日報が伝えた。
70の大・中都市のうち、新築分譲住宅価格が11月比で低下したのは27都市、上昇は39都市、横ばいは4都市となった。中古住宅価格が低下したのは24都市、上昇は37都市、横ばいは9都市。
国家統計局都市司高級統計士の劉建偉氏は、「各都市の需給状況が異なるため、都市間の住宅価格に大きな差が見られた。1線都市と一部の人気がある2線都市では住宅価格の伸び率が高く、前月比の伸び率でその他の都市を大きく上回った。残りの2線都市は前月比で安定した。大半の3線都市は依然として在庫を消化する段階にあり、前月比で価格が低下した」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月19日