2015年11月25日  
 

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日本の科学者、幸福感の「源泉」を発見

【中日対訳】 

人民網日本語版 2015年11月25日08:25

いつもにこやかな人がいれば、常に不機嫌な顔をしている人もいるのはなぜだろうか?これは脳の構造が違うからかもしれない。京都大学の佐藤弥准教授(心理神経科学)は研究者を率い、被験者の脳の磁気共鳴画像(MRI)を撮影し、幸福度や生活の満足度などの設問を含むアンケート用紙を記入させた。研究者は、人は同じ出来事に対して異なる感情的反応を示す。例えばある人は他の人よりも、褒められた時に余計に喜ぶことがある。新華社が伝えた。

研究者はMRIの結果と結びつけ、幸福と感じやすい人の楔前部の灰白質が多いことを発見した。楔前部は頭頂葉の内側面にある領域で、主に意識を司る。それでは幸福感を多く得るためには、どうすればいいだろうか?佐藤准教授によると、瞑想により楔前部の灰白質を多くできるという多くの研究結果がある。これはシンプルだが、実用的な手段だ。近い将来、科学者はこの結果に基づき、「幸福薬」や治療法を開発し、人を容易に幸せにできるようになるかもしれない。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年11月25日

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