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2015年の「10大科学普及事件」、暗黒物質粒子探査衛星などが入選

人民網日本語版 2015年12月31日11:23

中国科学技術協会は北京で、2015年の「10大科学普及事件」を発表した。専門家の一次審査、オンライン投票、専門家の最終審査を経て選出された。光明網が伝えた。

(1)世界最大の太陽光飛行機「ソーラー・インパルス2」が中国に滞在。人々は未来のエネルギーの活用を肌で実感することができた。

(2)中東呼吸器症候群(MERS)が中国に伝わった。科学知識の普及により、人々のパニックを防止した。

(3)中国SF小説「三体」がヒューゴー賞を受賞した。SFは人々が科学に注目するきっかけになった。

(4)最深の調査結果によると、中国人の科学素養的水準が驚くべきペースで向上しつつある。

(5)火星で「塩水」が見つかった。宇宙探査の新たな成果を受け、人々は星空に目を向けている。

(6)薬学者の屠呦呦氏がノーベル賞を受賞し、科学技術革新に取り組む中国人に勇気を与えた。

(7)「二人っ子政策」が正式に発表された。妊娠に関する知識がホットな話題となった。

(8)世界ロボット大会(World Robot Conference 2015)が開催された。ロボットが社会に貢献する時代が近づいてきた。

(9)「私たちは化学を恨む」という広告が科学者から抗議を受けた。商業的宣伝が科学の常識に背き、市民をミスリードした。

(10)衛星の打ち上げ前に、名称の募集が行われた。暗黒物質粒子探査衛星「悟空」は、人々の暗黒物質粒子探査への関心を高めた。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年12月31日

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