▽日系車の販売が大幅な成長
日系の自動車は2015年、「逆襲」を実現した。このうち「広汽本田」(ホンダ)の通年の販売台数と末端販売台数はいずれも、市場の動きに逆らう大幅な成長を記録した。販売台数は累計58万台で前年比20.8%増、末端販売台数は累計60.23万台で30.9%増となり、2015年の販売目標は達成された。
傘下の各車種のうち好調さが目立ったのは「雅閣(アコード)」で、通年の販売台数は12万8122台(同比18%増)、末端販売台数は14万560台(同比17%増)を記録し、広汽本田の通年販売目標達成にしっかりとした土台を築いた。「繽智(ヴェゼル)」がこれに続き、通年販売台数は12万6838台、末端販売台数は11万5749台で、SUV市場のダークホースとなった。
ホンダの中国でのもう一つの合弁企業「東風本田」も2015年、40万台の販売目標を達成した。広汽本田と東風本田の良好な業績を受け、本田の中国での国産自動車末端販売台数は2015年、100万台の大台を突破し、年間販売台数の過去最高記録を打ち立てた。
トヨタの2015年の中国での販売台数も8.7%の成長を実現し、112万台以上に達し、過去最高を記録した。トヨタの中国での販売台数は2年連続で100万台を超えた。このうち「一汽豊田」の最終販売台数は61.8万台となり、年初に定められた61万台の年間販売目標を超え、2014年比で5%成長した。(編集MA)
「人民網日本語版」2016年1月27日