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アマゾン中国、15年は「癒し系」電子書籍が人気 

人民網日本語版 2016年01月28日09:12

ネット通販大手・アマゾン中国はこのほど、「Kindle 2015年度電子書籍閲読行為報告書」を発表した。

アマゾンは、各都市の電子書籍リーダー・Kindleのユーザーの電子書籍平均購入量を基準に、読書が最も好きな都市をまとめた。トップは昆明、以下、蘭州、烏魯木斉(ウルムチ)、深セン、上海、南京、北京、貴陽、呼和浩特(フフホト)、西安と続いた。上位10位に北京、広州の姿はなかった。

「15年度電子書籍ランキング」の有料中国語電子書籍部門では、日本の人気推理小説家・東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」がトップ。以下、「三体全集」(劉慈欣)、「ミニマヨーロッパの歴史」(ジョン・ハースト)と続いた。

14年のランキングと比べると、15年は癒し系の文学作品が人気となり、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のほか、「乖、摸摸頭」(大氷)が5位に、「従你的全世界路過」(張嘉佳)が15位に入った。この現象は、アマゾン中国15年度図書ランキングとも一致している。

無料電子書籍の部門では、「中国四大名著」の「紅楼夢」と「三国志演義」が、それぞれ3位と5位に入った。

「人民網日本語版」2016年1月28日

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